背骨の事情

哺乳類の背骨(頚椎、胸椎、腰椎)は通常24個です。

 

背骨の状態は、人によって、骨によって、本当に様々です。
右に寄ったり、左に寄ったり、後ろに飛び出たり、前に引っ込んだり、上下の骨とくっついていたり。
位置だけじゃなくて触った感じも、冷たかったり、熱かったり、びりびりしたり、何かを主張していたり。
実に様々、いろんな状態があります。
 
「背骨がずれているから、ゆがんでいるから、真っ直ぐにしなくては」と考える方は多いと思います。
単に姿勢とか動きの癖、あるいは外部からの物理的な力によって
そういう状態になることはもちろんありますが
そういうものが無くても背骨はいろんな状態になります。
 
その場合、背骨としては何の理由もなくそういうふうになっているわけではなくて、
そうなりたい欲求があるわけです。
それで、そういう欲求が生じる原因があります。
 
だから例えば、この骨は右にずれているからとにかく真っ直ぐにしておけと思っても、
そうなりたい原因の方が解決しないと、また元に戻ってしまうわけなんです。
こちらが勝手に「こうあるべきだ」と思う状態に力づくでしてしまうと、
かえって傷ついてしまう可能性もあります。
 
私の施術では、だから、その背骨自体も触りますけれども、グキッとかボキッとかして、
とりあえず何が何でも真っ直ぐにするということではなくて、
「俺だってそれなりの事情があってこういうことになっているんだ」という、
その背骨の言い分を汲み取るわけです。
 
それで、「それやったら心臓のお手伝いを多めにしておこか。」とか、
「日々の生活でこういうことに気をつけるように、一言お願いしてみようか。」とか、
そういう流れで施術をしています。
 
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